東京の緑内障治療でおすすめの眼科クリニックの実施する検査
眼圧検査
眼は内側から外側へと圧力がかかっており、眼の形が保たれています。これを眼圧と呼んでいます。
眼圧が高い場合には、緑内障や高眼圧症が、低い場合には、網膜・脈絡膜剥離や虹彩毛様体炎などの疾患が疑われます。眼圧検査では、空気を眼に吹き付けて測定するだけなので痛みを感じることはありません。
この眼圧検査と各種検査の結果と合わせて総合的に診断がおこなわれます。
眼底検査
眼底と呼ばれる部分には多くの血管が張り巡らされています。唯一直接外から確認できる網膜血管には、動脈硬化や糖尿病、高血圧症といった疾患で起こる血管病変が出現します。
眼底検査は、暗い部屋で片眼ずつ光を当てて網膜を撮影します。視神経の端末である視神経乳頭を確認しますが、視神経は脳につながっているため脳圧亢進などの脳の疾患や緑内障などの疾患特有の変化も調べます。
糖尿病では眼底出血を起こしやすいため、自覚症状がない場合にも念のために眼底検査を受けることが望ましいといえます
隅角検査
眼の中でも「隅角」と呼ばれる部分にはシュレム管という名の付いた房水(眼内を満たす体液)の排出口があります。ここが狭まったり閉塞してしまったりすると房水が排出されないため眼圧が上昇します。
そのため、隅角検査は緑内障で眼圧上昇が起こった場合の原因を知るために有用な検査です。
方法としては、点眼麻酔をしたのちに薬剤を塗布した隅角鏡を角膜上に押し当てて、細隙灯顕微鏡で拡大し隅角を観察していきます。
視野検査
緑内障は、視野の中で見えづらい部分が徐々に拡大していきます。片目だけの視野が悪化しても両目で見ているためなかなか症状の進行に気が付きにくく発見が遅れるケースも存在します。
そのため眼底検査などを受けて緑内障が疑われる場合には専用の視野装置を使った視野検査を受けることが重要です。視野検査では網膜にある視神経乳頭がマリオット盲点として検出でき、緑内障かどうかの診断材料のひとつとされます。